私にも休日設定を

夫が、カレンダーに休みの丸をつけている。

それを見た瞬間、なんともいえないモヤっとした気持ちに。

「今日は休み」「明日は仕事」

そのON・OFFが、はっきり分かれている夫を見ながら、ふと思いました。

「あれ、私の休みっていつ?」

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家事が終わっても、頭の中は営業中

ご飯を作って、洗い物をして、洗濯物を畳んで、掃除機をかけて。

一通り終わると、傍から見れば「今日の家事、終わったね」という状態になります。

でも実際は、そこでゴロンと横になれるかというと、そうでもないんですよね。

頭の中では、勝手にこんな声が流れています。

「そろそろ洗剤のストックがなくなりそう」

「明日の夜ご飯、何にしよう」

「あ、あれ買っておかないと」

これ、誰かに指示されたわけでもないのに、自動的に始まる会議みたいなものだと思うんです。

家事という「作業」は終わっても、家庭という「事業」は、24時間営業のまま。

私、いつのまにか、この家の管理責任者になっていたんだなあと、しみじみ気づいてしまいました。

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夫には定休日があるのに、私にはない

夫の仕事には、休みの日がちゃんと決まっています。

その日は「仕事のことは考えない日」として、楽しそう。

一緒にお出かけする日もありますが、家にいる時間はいつもと同じです。

一方で私の「仕事」には、定休日がありません。

体調が悪くても、なんとなく気分が乗らなくても、ご飯の時間はやってくるし、洗濯物はたまっていきます。

「休みたい」と思うことと、「実際に休む」ことの間に、ものすごい距離があるんですよね。

正直に言うと、たまにはご飯を作りたくない日があります。

何もしたくない日だって、当然あります。

でもそれを口に出すのは、なんだか申し訳ないような、わがままのような気がして、結局いつも通りに動いてしまう。

そんな小さな不満を、自分で勝手にちょっとずつ溜めていた気がします。

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いっそ、私にも「営業時間」を決めてみようと思った

そこで、ふと思いつきました。

会社みたいに、私にも営業ルールを作ってみたらどうだろう、と。

営業時間を決める

「朝ごはんから夕方の片付けまでが営業時間。それ以降は、私は営業していません」

そんな風に、自分の中で線を引いてみる。

夜になってから「あ、明日のお弁当の準備」と気づいても、あえて「営業時間外なので」と、翌朝に持ち越してみる。

定休日を作る

週に1日だけ、「今日はお店(私)、お休みします」の日を作ってみる。

その日は、ご飯は買ってきたものやレトルトでいいことにする。

掃除も洗濯も、今日はナシ。

罪悪感を持たずに、堂々と休む。

不定休にしてみる

毎週同じ曜日を休みにするのが難しいなら、「今週は疲れたから、この日を休みにしよう」と、その場で決める不定休スタイルもアリだと思います。

大事なのは、曜日そのものより、「休んでいい」と自分で決める権利を、自分に渡してあげることです。

やってみて分かった、小さな発見

実際に「今日は定休日」と決めてみると、面白いことに気づきました。

罪悪感より先に、ちょっとホッとする感覚がありました。

「サボっているんじゃなくて、休業日だから休んでいる」

そう言葉にするだけで、同じ「ご飯を作らない日」でも、気持ちの軽さがまったく違いました。

それから、夫にも「今日は私、定休日だから」と、ひとこと伝えるようにしてみました。

それが、意外とすんなり受け止めてもらえました。

言わなければ伝わらないんだなと感じた瞬間でした。

完璧な休みじゃなくていい

もちろん、定休日だからといって、家のことを完全にゼロにできるわけではありません。

子育てが終了していても生活は続くし、最低限のことは動きます。

それでも、「今日はここまででいい」と自分に許可を出せるだけで、気持ちの負担はずいぶん軽くなります。

100%の休みを目指さなくていい。

70%くらいの休みでも、休みは休みです。

自分にも、休んでいい理由をあげよう

夫にあって、私にはなかったもの。

それは、能力の差でも、頑張りの差でもなく、「休んでいい」という許可証だけだったのかもしれません。

営業時間を決める。

定休日を作る。

不定休で、その日その日に休みを決める。

やり方は、なんでも構いません。

大切なのは、「休んでいい」と決める役目も、家庭を運営している自分自身が持っているということです。

ぜひ一度、カレンダーのどこかに小さく丸をつけてみてください。

その丸が、これからのあなたのささやかな「私だけの休日」になりますように。