暮らしそのものを彩る「趣味」
「趣味を持ちたいとは思っているけれど、何をすればいいか分からない」
「昔は好きなことがあった気がするけれど、もう思い出せない」
「今さら新しいことを始めるのは、なんだか気恥ずかしい」
そんな気持ちを抱えている方は、決して少なくありません。
今日は、そんな戸惑いに寄り添いながら、自分に合った趣味との出会い方を、一緒に整理していきましょう。
「趣味が見つからない」と感じるのは、興味がないからではない
趣味が見つからないのは、あなたに興味がないからではありません。
長い間、趣味を”探す”という行為そのものをしてこなかったから、見つけ方を忘れているだけです。
「好き」を後回しにしてきた時間の長さ
家族を優先する生活を続けていると、「自分が何をしたいか」よりも、「今日、何をしなければいけないか」を考える時間のほうが、圧倒的に長くなります。
その状態が何年も続けば、「好きなこと」を感じ取るアンテナが、少しずつ眠ってしまうのは自然なことです。
これは、性格でも、感受性の問題でもありません。
単純に、使っていなかっただけです。
「もう一度探す」ことに、後ろめたさを感じなくていい
「今さら新しいことを始めるなんて」
そう感じてしまう方もいらっしゃいます。
でも、趣味を持つことに、年齢の期限はありません。
むしろ、これまでの人生経験があるからこそ、若い頃には気づけなかった面白さに出会えることもあります。
後ろめたさを感じる必要は、まったくありません。
趣味が見つかる3つの視点
ここからは、実際に趣味と出会うための3つの視点をご紹介します。
どれも、身構えずに、今日から試せる方法です。
視点1:過去の自分に、そっと聞いてみる
子どもの頃や、独身の頃、夢中になっていたことはありませんか。
絵を描くこと、楽器を弾くこと、本を読むこと、体を動かすこと。
当時の熱量そのままでなくていいので、「あの頃、楽しかったな」と思えるものを、まず思い出してみましょう。
一度好きだったものは、時間が経っても、また心を動かしてくれることが多いものです。
視点2:身近な人の「好き」を、少し借りてみる
友人や知人が楽しそうに取り組んでいることに、思い切って混ぜてもらうのも、一つの方法です。
「一緒にやってみない?」と誘われた経験がある方は、ぜひ一度、参加してみてください。
自分だけで探すよりも、誰かと一緒のほうが、新しい世界への扉は開きやすくなります。
たとえ合わなかったとしても、それは失敗ではなく、選択肢が一つ減っただけのことです。
視点3:まず「体験」してみる。決めるのはそのあとでいい
「これが自分に向いているか」を、始める前から考えすぎると、一歩を踏み出しにくくなります。
多くの習い事や教室には、単発の体験レッスンが用意されています。
まずは一度、体験してみる。
続けるかどうかは、そのあとで決めればいいのです。
考えるよりも先に、体を動かしてみることで見えてくるものがあります。
趣味を長く楽しむための3つの心構え
せっかく出会った趣味も、続け方次第で、日々の楽しみにも、負担にもなります。
長く楽しむための心構えを、3つお伝えします。
「うまくなること」をゴールにしない
趣味というと、つい上達を目指してしまいがちです。
でも、上達を目的にしすぎると、できない自分に落ち込んでしまうことがあります。
大切なのは、上手か下手かではなく、その時間を楽しめているかどうかです。
完璧な環境を整えてから始めなくていい
「道具を揃えてから」「もっと時間ができたら」
そう考えていると、いつまでも始められません。
まずは、あるもので、できる範囲で始めてみましょう。
続けているうちに、必要なものは自然と見えてきます。
「毎日やらなければ」と思わない
趣味は、義務ではありません。
週に1回でも、月に数回でも、続いていれば十分です。
無理のないペースを保つことが、結果的に一番長く楽しめる方法です。
趣味とブログを、一緒に育てるという楽しみ方
これまでブログの話を重ねてきたからこそ、お伝えしたいことがあります。
趣味と、ブログでの発信は、とても相性がいい組み合わせです。
「やってみたこと」を記録する場所にする
新しく始めた趣味の、最初の一歩から今日までを、ブログに書き残してみましょう。
うまくいかなかったことも、迷ったことも、そのまま記事になります。
初心者だからこそ書ける内容は、これから同じ趣味を始めようとしている読者にとって、何よりも参考になるものです。
趣味そのものが、ネタ帳の宝庫になる
以前の記事で、ネタは日常の中に転がっているとお伝えしました。
新しい趣味に触れている時間は、まさにその日常の中でも、特にネタが生まれやすい時間です。
「今日はこんな発見があった」
その一言を書き留めておくだけで、ネタ帳はどんどん豊かになっていきます。
趣味との出会いも、一歩ずつでいい
趣味が見つからないのは、あなたに何かが足りないからではありません。
探す視点を、少し変えてみるだけで十分です。
過去の自分に聞いてみること。
身近な人の「好き」を借りてみること。
そして、考えるより先に、まず体験してみること。
出会った趣味は、うまくなることよりも、楽しめているかどうかを大切にしながら、無理のないペースで育てていきましょう。
そして、その時間を、ブログという形で記録していくと、趣味もブログも、両方が豊かに育っていきます。